あしかび会会長ご挨拶 藤野 春樹(26期)
コロナ禍が始まって3年目を迎えます。一年間順延されていました芦屋高校創立80周年記念式典を昨年11月13日、兵庫県立芸術文化センターで執り行うことができました。
人数制限下、受験を控えた3年生の出席は控え、招待者も半数という制約の中でしたが、書道部、吹奏楽部、コーラス部、応援団と、各クラブのOBも加わって、盛大に挙行できたことは喜びに堪えません。
今春卒業された77期生は一年生の3学期よりコロナの影響を受け、制約された芦高生活を送られました。先生方におうかがいするとコロナ禍にも負けず明るく、素晴らしい3年間を過ごされたようですが、あしかび会として何か思い出作りになることはないかと考えていました。
折よく73期生の三原舞依さんからビデオメッセージを送っていただける事となり、卒業式の前日に行われた、あしかび会入会式で披露させていただきました。
翌日の卒業式で私の祝辞に「金メダルは取れなくても、誰もが持っている個性の中にある才能を見出し、伸ばしていってほしい。」とエールを送り、313人が巣立っていかれました。
桜花爛漫の4月8日80期生282人(7クラス・40人編成)が入学されました。
連休明け、多くの皆様方の募金によるあしかび会館リニューアル工事を始め、この会誌が届くころには竣成し、トイレを含め新装なった同窓生会館を皆様方にお披露目したいと思います。
近くにお越しの際、是非お立ち寄りいただければ幸いです。
改装後の大ホールは、最大で96人収容のホールです。
マイク設備、天吊プロジェクター、スクリーン、会場壁面にはピクチャーレールやマグネット掲示も可能な仕様とし防音壁施工など、多機能で可能な限りの多目的利用を組み入れております。
日常の利用に関して、現役芦高生の自習室としても開放し、生徒のスキルアップに貢献できればと考えます。
夏季・冬季、エアコンの効いた自習室は利用頻度が高いと考えられますが、詳細な運営・管理方法は検討中です。
執行部としてこのような新しい取り組みを、学校側のご指導とともにPTAの方々と協力しつつ進めていきます。
さて、今年度よりあしかび会誌の発送を、会費未納者に限り偶数期、奇数期に分類させていただいて隔年でお届けすることとしました。
あしかび会財政上、最大の支出項目である会誌発行費を抑えることにより、将来に向かって健全会計を目指す取り組みでございます。
偶数期の皆様、何卒今年度の会費納入をお願いいたしまして、来年度もあしかび会誌をお届けすることができますようご理解ご協力をよろしくお願いします。
尾原前会長から引き継ぎましたテーマ「いつまでも誇りの持てる芦屋高校にする」を具体化する各種事業構想はコロナ禍で遅々とすすんでおりませんが、引続きあしかび会発展のため誠心誠意努めてまいりますのでよろしくお願いします。